東京の一極集中が年々増してきているらしいですね。それを是正するべく、「地方創生」なんて言う言葉がここ最近よく耳にします。
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若い時に上京していればよかったという後悔
私は、上京こじらせ系です。
職業がデザイン関係の仕事をしているということもあるのですが、歳を重ねるにつれて東京への憧れや東京の利便性東京の魅力と言うものについて強く惹かれるようになりました。
しかし、若い頃はそこまで上京志向が強くなく、そして家庭の経済状況を考えると、東京での一人暮らしは難しかった事もあり、地元の学校に進学。そのまま就職。20代半ばで、近県の政令指定都市に移住。
今となっては、社会人になってからでも、思い切って東京に行けばよかったと強く思います。
私のようにこじらせてしまうと、東京での生活を強く美化してしまいます。
今は今で、家庭を持ち、幸せいっぱいなのですが、あの時上京していたら人生こうなっていたのではないかと。よりバラ色の日々がバラ色の出会いがあったのではないかなと妄想してしまうわけです。
タラレバですね。完全に。いかんいかん。
東京には行けなかったが、せめて地方都市には居続けたい。
そんな想いをよそに、最近母親が、やんわり地元に帰ってくるよう促してきます。
が、母親が割としつこく帰ってきたらと言ってくるので、一度メリット・デメリットを整理してみることに。
都市部の方が仕事の内容が充実している。
デザインの仕事をしているので、案件はどうしても都市部の方が多いことと、クライアントも、田舎より都市部の方が質がいい気がします。さらに、田舎だとあまりなかった東京のクライアントの案件が、地方都市だと入ってくる。人脈を作っていく上でも、都市部の方が色々な人に出会える。はやり仕事のこのを考えるとどうしても地元に帰りたいと思えません。
子育て、教育の環境は…
つまり、色々な可能性というか、選択肢が多い。万が一子供が登校拒否になっても、他に打ち込めるモノが見つかりやすいのは、都会の方がなのかなとも思います。ただ、地元だと、子育てをする上で周囲のサポートが受けやすいのも事実。子供が小さいうちは特に、祖父・祖母が近くに居るに越したことはありません。そばにいれば預けやすいし、子供が風邪などを引いた時でも安心ですし。あ、でも、よく聞く「都会では窮屈で田舎だとのびのび子供は育つ」と言う標語のような言葉がありますが、これは完全に幻想だと思います。都会でものびのびはできるし、田舎は田舎でしがらみが多いから、意外と窮屈だったりします。私が帰りたくない大きな理由もそれなんですが。
遊ぶ場所は、都会の方が充実している。
私は地元に25歳あたりまでいましたが、遊ぶ場所が少なかったんだと、地元を出て初めて気付きました。遊ぶスポットの絶対値が少ないので、全部行きつくしてしまいました。
思い出してみると、デートする時、することがなくてしょっちゅうカラオケに行っていました。
そんなにカラオケ好きじゃないのに。
雪国は不利
雪国の多い地域では当たり前に雪かきをします。そんな地域を飛び出して、雪があまり降らない地域に住んでみて分かった事。それは、雪かきをやらなくて住むならそれが一番いいということ。この先の人生において除雪作業をしなければいけない場所に住んだとしたら、一体人生の何日分を除雪に費やしてしまうのだろう。それは無駄では無いのだろうか。避けられるのならば避けたほうがいい。だって、暖かくなれば溶けてなくなるんだし。
日々時間を作るためにムダを省いているのに、雪かきに貴重な時間を奪われるのは、もはや耐えられません。
田舎だと車の所有が必須になる
まとめ
というわけで、改めて比較してみると、やはり地元に帰る気にはなれないという結論にいたりました。親不孝かもしれないけれど、自分の人生を犠牲にしてまで実家に帰らなくてはならないのか。様々な家庭状況をふまえながら、メリットとデメリットを書き出すことで、自分の本当の気持ちが見えてきました。
今の場所が私の住むべき場所である。そうに違いない!