介護は本当に大変!終わりが見えない介護生活のホンネ。

介護は本当に大変!終わりが見えない介護生活のホンネ。
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ニュースでも度々日本の高齢化社会における問題点が指摘されていますが、介護においては本当に深刻で、明日は我が身です。できれば目を背けて生きて行きたいけれども、いずれは自分も介護される側の立場に立つかもしれないことを考えると、今のうちからいろいろ介護の実態を把握しておかなければいけないなと思います。

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私の場合は、両親が健康で今のところ何の心配もありません。
祖父母はというと、母方の祖父母は98歳でまだ元気で、他はあまり家族に負担をかけない形で病気なり老衰なりで旅立っていきました。

妻の祖母(私の義理の祖母)が、 95歳になります。
完全にではありませんが認知症の症状もちらほら見られます。
現在1人では何もできない状態なので、週3日ほどデイサービスを利用しつつ、残りは義理の両親が介護をしているという状態です。

 

介護される側もわがままだったり…

認知症を抱えているとは言え、もともとこの祖母は大変わがままで理不尽な方だったらしく、歳を重ねるごとにさらにひどくなっていたそうです。

更に祖母は若いころ、嫁さんとしてやってきた、義理の母に昔から当たりがきつく、というかイジメていて、介護をしてもらっている現在でも、「あれが嫌だこれが嫌だ」「お前の作った飯など食べない」と言いたい放題。いじめられた義理の歯としては、もうやるせないというか、本当はなんでこんなことしなくちゃならないの?と思っているハズ。ただ、世間の目などもあり、義理の父が頑張っているのを手伝わないわけにもいかない。

 

介護している側のリアルな本音。『早く死んでくれないか…』

とまあわがままおばあちゃんですが、手におえないので老人ホームに預けようと検討したことも。しかし、介護度がそこまで重症と認定されず、安い所は介護が大変な方が優先されるとのことで、入るとしたら費用の高額なしか入れないという状況。

妻の両親も持病を抱えており、介護も容易ではありません。介護のストレスで、夫婦ゲンカも増えているようで、完全に悪循環です。本当に、このままでは介護している側も倒れてしまうんじゃないかと、心配が募る日々です。

そんな状況の中、ついにポロっと本音が出たそうです。

祖母の実の息子である、義理の父さえ、「もういっそ、早く死んでくれないか…」とボヤいたとか。これには切なくなりました。

散々介護しても、ワガママ放題。報われないし、介護している自分の体も悲鳴をあげる。そして何より、終わり見えない。この生活の終わりが一体いつになるのかわからないというのが、一番苦しいんだと思います。

 

施設に預けれる余裕があるなら、それが一番いい?

すごく冷たい言い方をすれば、お金さえあれば施設に預ける事は可能なわけです。もちろん倫理的にどうなのと言う声もあるだろうし、なるべく家族が見るべきと言うのももっともです。

ただいくら両親だからといって介護のためだけに生きる生活、果たしてそれが双方のためなのだろうかと思ってしまいます。

 

時間をムダにしてはいけないと、改めて思う。

いつやってくるかわからないその日。いざ介護が始まったら、時間もお金も精神的にも大きく拘束されてしまいます。もし今あなたが日々無駄な習慣から脱却できないでいたり、時間を浪費しているなぁと思ったら、いずれはやってくるかもしれないこういう現実に目を向けて、時間がある今のうちから、少しでもお金が稼げる何かを始めてみるといいかもしれませんね。

やれることを、やれるうちに始めてみましょう。

今日を、そのスタートの日としましょう。

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