車の運転をしていると、大半の人は一生のうちで一度はぶつけたり、擦って傷つけてしまったりするのではないのでしょうか。そんなウジウジ悩んでしまいそうな状況を上手に切り替える、私の考え方を紹介します。
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結論から言うと、そんな時私は、「ここで擦っててよかった。きっとこれで大きな事故を回避できたんだ。」と思うようになりました。
後悔してもしょうがない。だけど…
車を擦った瞬間って、物凄い後悔して、時間をもどしたくなるんですよね。もしくは、家を出るのがあと1分早かったら、こんなことにはならなかったのに…とか。ありえないけど、タイムマシンで戻って…とか。
そして、車屋さんに修理の見積もりを依頼すると、思いのほか高かったりします。
擦って見積もりを依頼したら、想定の2〜3倍の金額が…
以前の話ですが、細い道を走っていて、曲がり角で、コンクリートの塀に擦ってしまいました。
「あらら!」と思わず叫んだあと、すぐに後悔の念が襲ってきました。「少し遠回りしてでも、迂回してたらこんなことにならずに済んだのに…」と思っても後の祭り。ついたキズは割と目立ち、ややヘコミもあり。
私は車に詳しくなく、でも素人ながらに修理代は多分3万ぐらいだろうと思っておりました。
最初ディーラーに見積もりをお願いしたら、なんと、85,000円という金額が…。予想を遥かに上回る金額。ムリムリこんなの。やっぱりディーラーは高いんだなと思い、何社か当たってみることに。というわけで、よく見る自動車修理のチェーン店に見積もりを依頼すると、83,500円という結果に。
ぐぬぬ…。
私は白い車にのっているのですが、見積もりの内訳を聞くと、その色を出すのにどうしても技術料がかかってしまうとのこと。
そんな色なんて多少違和感あってもいいから安くしてくれよ…。と思いつつ、
最後の望みをかけて、大手カー用品店に見積もりをお願いしました。
結果、105,000円…。
マジか…。
結局、ディーラーにお願いすることに。
わかっていても、色々考えてしまう
割りきって諦めようと思いつつ、あれこれ考えてしまうんですよね。
「85,000円あれば、あれも買えたし、これも買えたし…あー、なんでこうなっちゃうんだろ~。せっかくボーナスも出て有意義に使う予定だったのに」
「いや、忘れろ。起きたことは戻らないんだから」
こんな考えの堂々巡りが延々と続いていました。
忘れようと割り切ろうとしても、実際予定外の大きな出費に、なかなか納得できないんですよね。
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発想を切り替える
とにかく悔しい。どうしても悔しく、嫁にウジウジした気持ちを話ました。
そしたら、嫁は、「ここで擦らずにいたら、もっと大きい事故にあっていたかもしれないよ。ある意味その厄払いが出来たと思えば、かえって得じゃない?」と言ってくれました
これには、成る程!と思わされました。マイナスの状況から目をそらすのではなく、発想の転換でプラスと捉えてみる。
それでも最初は少し抵抗がありましたが、ムリやり忘れようとするよりも、自分の中で腑に落ちた感じはありました。
まとめ
このような形で、私は85,000円の出費を喜んで支払いました。それもう仏様のような笑顔です。お金持ちならきっと、「85,000円」ぐらいでガタガタ言わない。そう。いつか来るお金持ちになった時の気持ちを先取りすれば、本物のお金持ちに近づいて行くのだろうと思います。